sakusuta’s blog

さくスタ ブログ

北上市にある元気塾 さくらスタディの塾長が塾の様子と情報をお届け

童を使って、文を一つ作りましょう

今週のお題「読書感想文」

読書感想文は子供たちも

そしてその保護者までも

巻き込んでしまう

ビッグイベントに

今ではなっている気がする

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普段から作文などを書く習慣のある

学校の生徒たちであればいいが、

そうでない学校の生徒たちへ

投げかけられる大きな宿題

本来、

感想文とは自由に書くものですが、

基本を押さえているからこそ

自由に書けるものなので、

ここを子供任せにしてしまうことで、

読書嫌いや国語が苦手だ、

となってしまいます。

そこで、

当塾では

作文お助けシートを配布し、

基本的な書き方を

しっかりと覚えてもらいます。

 

作文お助けシート

読書感想文は

以下の4つの構成が基本です。

①その本を読んだきっかけ

②簡単な紹介

③印象に残ったこと・面白かったところ

④学んだこと、自分が変わったこと、いかせること

 

それぞれの項目を

単語でも箇条書きでも何でもいいので

たくさん書かせます。

 

あとは、それを文章にしていきます。

 

 

これが4つの柱となります。

これはあくまでも基本であり、

ここからさまざまな工夫などをするのが良いでしょう。

 

例えば、

第1段落で、本を選んだきっかけを書くときに

私は、夏休みに広島にいるおばあちゃんの家に行って、

みんなで原爆ドームを見に行くことになったので、・・・・・
 
ではなく、
 
みなさんは、

8月6日が何の日か知っていますか?

そう広島に原子爆弾が落とされた日です。

という出だしからスタートすると、

一気に聞き手に興味を持たせることができます。

 

また、最後の段落で、

私は、この世から戦争がなくなり、

世界中が平和になればいいと思いました。

ではなく

私はこれからも強く願います。

この世から戦争がなくなり、

世界中に平和が訪れますように。と。

 

という文法上の工夫や、順番を変えるだけで、

グッと、感想文の内容の印象が変わってくるものです。

 

ある程度の基本だけ教えたら

意外と子供たちは

おもしろい文を書けるものです。

ホント、子供たちの能力はすごい!

 

子供たちの創造性を崩さず、

でも、基本は教える

なかなか難しい指導です。

 

それでは今日も

ガリガリと勉強してもらいましょう

 

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