学力向上には演習量を増やすこと
前回は
でしたので、その続きです。
演習量を増やす!
というテーマで話をしてきましたが、
やみくもに増やせばよい、
というわけではありません。
野球をやっている子なんかは
よく素振りをしていると思うのですが、
100本素振りをするとして、
その100本、
友だちとおしゃべりをしながら
片手で適当にやっている野球少年って
いないと思うんですよ。
1回ごとに正しいフォームを意識するとか
ピッチャーをイメージするとか
そういうことをしながら1回1回大事に素振りをすると思うんです
適当な100回と
イメージをしっかりとした100回とでは
まったく質が変わってきますよね。
たとえば、
数学ですでに70、80点以上を取っている子が
ノートに正負の数や連立方程式を
大量に解くんですよ。
もちろん、
計算は速く正確に
解けるようになってほしいので、
練習は必要なのですが、
ひと勉を埋めるための作業になっているわけです。
なぜならば簡単だから。
連立方程式だと6問で1ページ埋まりますしね。
ところが、
テスト直前になると
証明ができない、関数が分からない、
という事になってしまいがちです。
英単語も
Sunday Monday・・・・と書いてるのに、
途中がなくて急に Friday となっているんです。
これはなにかと言いますと、
簡単な英単語だけを書いていることになります。
May May ・・・
June June・・・・
July July・・・・
ときて August から後ろがないんです
長い英単語は書いていない・・・💦
うちの息子、
きちんと勉強しているはずなのに
あまり伸びてないんですよー
たぶん、これが原因です。
2時間やっている勉強、
じつは勉強ではなく、作業になっている
可能性が大です
逆パターンもあります
平均点か、もしくはそれ以下の点数の生徒が
入試の正答率20パーセント以下の
超難問に30分以上悩んでいるケースもあります。
比例反比例や1次関数の基礎が
まだ固まっていないのに
2次関数で30分もかけている・・・
先生、傾きって何ですか?
比例定数ってなんですか?
という状態で2次関数はちょっときついですよね💦
スラムダンクの桜木君状態です
(今の子供は知らないかもしれない💦)
まずは基礎を固めます。
平均点以下ということは、
大問1,2あたりがきちんと解けていない
可能性が考えられるので、
まずは正答率60%以上の問題を
しっかり解けるようにする
それが最優先ですね。
大問1・2・3あたりまですべて解けると
もうそれだけで平均点は行きます。
基礎をきちっと固めると
実は、かなりの高校の選択肢が広がるんですね。
(岩手の入試の場合は、、です)
演習量を増やす、というのは
平均点以上を超している人は、
できない問題を1つでも多くできるようにする
平均点以下の人は
正答率の高い問題をきちんと解けるようにする
すべてをたくさん、ではなく
個に応じたレベルの問題を
たくさん解いていきましょう!!!
ということでした。
次回は
勉強の頑固をなくす
についてです。
今日はここまで
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