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初めて2000人を超えたことが分かりました。
調査は文部科学省が
学校でのいじめや不登校などの状況について
県内の小・中・高校、特別支援学校
547校を対象に昨年度実施しました。
不登校の児童生徒は小学校471人、
中学校1208人、高校591人と
いずれも前年度と比べて増加し
あわせて2270人と
初めて2000人を超え過去最多となりました。
また、
確認されたいじめの数は
あわせて8039件と
前年より減ったものの、
1000人あたりの認知件数は
67.4件となり
これまでで最も多くなりました。
こうした状況を受け
県教委は21日付けで
いじめや不登校などへの学校の対応を
支援するアドバイザーを新たに1人配置しました。
不登校の増加について
県教委は新型コロナの流行も影響していると見ていて、
佐藤博教育長は28日の定例記者会見で
「部活動もなかなかできなくて、
友達作りとか交流する機会が制限された。
不安やストレスも抱えて
学校に来られなくなっている
生徒もいると聞いている。
県でも（不登校の人数が）過去最高となり
大きな課題となっていて、
その対策対応が急務になっている
と認識している。」
と述べました。
確かにコロナの影響で一気に増えましたが
私たちが忘れてはいけないのは
それ以前から
じわじわと増えていたという事実
たしかに、コロナの影響で
子供たちのストレスはかなりのものだと思います。
そのフォローはぜひともお願いしたいところなのですが、
それ以前から増えて来ていたという事は
ちがう要因が、
もっともっと根深いものがあるという事です。
北上市内の中学校も
不登校の生徒の数は多いようです。
アドバイザーの方がどこまで
入り込めるか、重要になってきます。
ずっと気になっていたのですが、
授業中のカウンセリングは
逆効果だと思うんですよね。
相談に行く際、
授業を抜ける行為自体がかなり目立つので
授業と同じ時間に相談するって
かなり勇気のいることだと思います。
まず、たいていの生徒は行かないと思います。
目立ちたくないから。
授業後でないと、
そういう相談って行かないと思うんですよ。
だから、
学校の先生たちと
アドバイザーの先生の
勤務形態が一緒だと
たぶん、せっかく予算をかけて配置しても
一部の生徒しか相談に行かないと思います。
だって、相談に行くという事は
いじめにあっているんですよ？
（もしくはいやがらせを受けている）
その生徒が、
みんなから見られる状況で
先生に相談に行きます？？？
絶対に行きません！
そういうところも念頭に置きながら
ぜひともやっていただきたいものです。
あとは・・・・
子供たちが
担任に相談がしづらい状況にある
という事もあえて声を大にして
言っておきましょう
今いる北上市の話ではないのですが、
担任に相談したら
あなたの普段の生活を見直しなさい
と言われたとか、
相談したことを
帰りの会にみんなの前で言われたとか
いじめ認定する？
するなら保護者も呼ばなきゃダメだけど？
なんてことを言われた生徒たちは
もう絶対に相談できないと
話していたのを思い出します。
何とぞ
相談しやすい環境を！
もちろん、
塾サイドの人間もですね。
子供を預かる以上
進路以外の悩みもたくさん抱えている
生徒がいるということを
忘れずに
しっかり見守っていきたいと
強く思います。
勉強の話とだいぶずれてしまいました💦
でも、
立場は違うとはいえ、
生徒に指導をする仕事です。
おもしろそうに学校のことを語る
子供たちを見たいじゃないですか。
命にもかかわるような
大事なことです。
ただただアドバイザーを配置して
それで役目終了！
となってほしくないので
強めの言葉で書かせてもらいました。
本日行う
先輩に学ぶ会
の様子は
来週お知らせしますね！
今日はここまで
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