今日は久しぶりに
ドラゴン桜
のお話
「頑張らない」
というものです。
すごい正論ですし、
私もそう思っているのですが、
この表現だけだと少し乱暴すぎる気もするので
私なりに
考えを述べていきたいと思います。
私の時代なんかはまさにそうでした。
頭をよくするためには「頑張る」こと
確かにそうなんですが、
実は、これは少し危険な学習なんですね。
漫画『ドラゴン桜2』で、
桜木先生が生徒に最初に語っていたのがこの原則でした。
もちろん勉強時間が伸びれば、
成績は上がってくるかもしれません。
が、長く机に向かっていても、
集中していなければ意味がないですし、
神授業を受けたとしても
演習時間が1分だったら成績は上がりません。
多くの生徒たちは
学習時間の数字に満足しがちです。
「こんなに頑張っているんだから、成績が上がるはずだ」
そういった努力が
受験の世界では
正義になってしまいます。
でも、
今の受験の世界は違ってきています。
例を出してみましょう
A君
今日３時間勉強しました！
B君
今日４ページやりました！
C君
今日は三平方の定理の問題、
自力で９割解けるようになりました！
もうお分かりですよね。
成績が上がりやすいのは
圧倒的にC君です。
A君やB君はたしかに頑張ったんです。
ここはしっかりほめてあげましょう
でも、
頭に入ったかどうかは別問題。
やり方をもっと指導する必要があります。
きっと
A君やB君に、今日何の勉強をしたの？
と聞くと、何も答えられないと思います
「頑張る」のはあくまでも手段
重要なのは、何を学んだか。
「頑張る」が強い勉強法を実践している生徒は、
時間ばかりを掛けてしまって
結果が出ないということもあります。
そうではなく、
しっかり
どう勉強を効率的にやっていくのか
自分の中でしっかり考えていくことができる人でないと、
力がついていかないんです。
２時間勉強した
４ページやった
その後に
テストで解けるかどうか。
理解しようという目的をしっかりと
明確に持つことで
その２時間の学習も
４ページも
内容がガラリと変わってくるものです。
ただがむしゃらに
ひたすらに
勉強を頑張るのではなく、
具体的に、これを覚えよう！
そういう努力を積み上げていくと
結果につながっていくのですね。
がんばらない。
目的も無しに
がむしゃらにがんばることではない、
という事だと私は思います。
今日はここまで
さくらスタディは
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