sakusuta’s blog

さくスタ ブログ

北上市にある元気塾 さくらスタディの塾長が塾の様子と情報をお届け

新しい価値観 その①

今週のお題「2020年上半期」

 

新しい価値観を教える、の続きになります。

 

①質問を多くすれば頑張っている

②カラフルにきれいに書いていれば頑張っている

③すべてを完ぺきに解かなければならない

 

などなど

いくつか突っ込まなければならないこともあります。

 

今回は①について述べていきます。

 

①質問を多くすれば頑張っている

と思われがちなのですが、

これは全く正反対だと考えています。

 

質問が多い原因はズバリ

楽をしたいから

もちろん、良い質問もあります。

そこの違いを説明し、

質問をなくし、

自立的な学習ができるように

導いていければと思います。

 

大学入試までには

自分の力で学習する自立型

になっていなければなりません。

 

絶対値って何ですか?

自然数に0は入りますか?

違いって英語でなんて言うんですか?

塩化ナトリウムってどう書くんでしたっけ?

この条約結んだのってどことどこの国ですか?

 

こういう質問・・・

楽をしている証拠です。

自分で調べない

スマホですぐ答えだけを見つける

これでは学力はつきません。

 

スマホは便利ですよ。

わたしだって使います。

調べものだから役立つのであって、

受験対策としては使えません。

 

invite という単語が分からないときに、

スマホで調べると

「招く・招待する」と出てきます。

たしかにこれですっきりはしますよね。

テストじゃなければこれでいいんです。

しかし!

inviteの正しい意味は「~を招く」なんです。

こまかいことですが、

~を」という前置詞があるかどうかで、

受験では大きな差になってしまうのです。

前置詞を適当にしてしまうから、

学生は、on at in to forといった

前置詞が苦手になってしまいます。

間違えた学習法というわけです。

分からないものは、

辞書(電子辞書)でしっかりと調べ

正しく覚えてください。

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先生、この古文

訳してください。

これが最たるものですね。(怒)

一切調べようとしない。

 

 

そうではなく、

一度自分でやってみたり、

解説を見て

かみ砕いて覚えたりしますよね?

そのときに、

この式が

何で急にこういう答えになったんだろうか、

見ても分からない問題が出てきます。

その途中経過の疑問を

解決できないときに、

初めて質問が生まれるわけです。

 

解説にこう書いてあるけど、

何でここはこうなんですか?

 

そういう質問は

どうぞたくさんしてください。

 

 

スポーツと全く同じですよ。

サッカー教えてください、

という素人が来たら、

まずは、基礎からみっちり教えなければなりませんし、

ロングキックの飛距離を伸ばしたい、

なんて具体的なことを聞かれたら、

足の角度とか

インパクトの瞬間、

振り切った後、

のことを

具体的に教えられるじゃないですか。

 

2次関数ってなんですか?

なんて言われたら、

まずは小学生の比例反比例に戻りますよ。

 

なんで、

このグラフの傾きはこうなんですか?

だったら

いくつかの座標を計算させれば解決できるじゃないですか。

 

つまり、

質問が多く出てくるということは

楽をしたいだけですし、

さらには、

その問題がレベルに合っていない

いう証拠にもなります。

 

だったら

1つレベルを下げて

まずは基礎力をつけてから

ってなっちゃいます。

 

だから、

質問を多くすればいい、

という考えは今すぐ変えたほうがいいです。

 

本当に力を伸ばしたいなら

今すぐ、

辞書を手に取り

調べ学習をしてみましょう。

 

 

 

 

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